6月に入り、ほとんどの中学校では今年度最初の定期テストが近づいてきています。中学1年生にとっては、入学して初めてのテスト期間。2・3年生にとっては進級して最初の、評定および内申点に関わってくる大事なテストです。
中学1年生の皆さんは、「中学校のテストはどんな感じなのだろう・・・」「テストだけ行う日というのが初めてで、勉強が大変。」とドキドキしているのではないでしょうか?
中学校のテストは、どれだけ「目的意識」をもって学習に取り組んだかで、結果に影響が出てきます。学校のワークや宿題に手をつける時、提出することだけを目的としてただ終わらせているだけでは、自分の力になったとは言えません。ワークや宿題を「自分のためのもの」と意識して取り組み、間違いが多いポイント≒苦手なところを中心に何度も取り組んでいきましょう。定期テストは、これまでに習った範囲がしっかり身についているかを確認するテストですので、今のうちからコツコツ復習を進めていきましょう。
一方で中学2,3年生の皆さんは、「いつも通りの定期テストだし、いつも通りやろう」なんて思っていませんか?進級から2か月、クラスにも慣れて油断しがちな時期ですが、一度1,2年生の時の評定を振り返ってみましょう。通信簿を見て喜んだ人もいれば、そうでない人もいるかと思います。が、その評定を変えることはもうできません。
今回のような定期テストの成績や、普段の授業態度からつけられる評定を基に、「内申点」が算出されるのです。
岩手県高校入試制度において、1,000点満点のうち、内申点が占める点数は440点、その割合はなんと44%。このことから中学3年間の評定、つまり全ての定期テストの成績は、高校入試に大きく関わってくると言えます。
チラっと未来を考えると、定期テストの大事さが見えてくるはず。志望校へ進むために、どんな評定が欲しいのか。そのためには今回の定期テストの勉強にどう取り組むのか。そこまで考えたうえで新年度最初のテストに臨めるよう、早いうちから準備をしていきましょう。
※「苦手なところ」は一人で解決するにはちょっと時間がかかります。わからないところを残さずにテストへ臨めるよう、作人舘では『定期テスト対策講習』を開校しています。入塾していない方も受講できますので、どうぞお気軽にご相談ください。
※「自分の内申点がどれくらいで、志望校まであとどれくらいなのか…」を知りたい方は、ぜひ作人舘の『学習カウンセリング』をお勧めします。これまでの成績をお持ちの上で、これからの勉強の仕方についてお話させていただきます。