こんにちは、盛岡教室 高校生担当の畠山です。
10月 盛岡教室では、受験生の「志望校調査」を実施しました。国公立志願者、私立大志願者、提出された「志望校調査表」を見ると、生徒によって様々です。ほとんどの生徒が複数の大学・学部・学科、受験方式を記入しています。しかし、中には、「この大学しか行きたいところがないので、他の大学は考えていません。」といった生徒もいます。とても潔い決断に思えますが、大学受験は今後の人生を左右する大切なものです。「行きたい大学を受験する。」その考えに間違えはありませんが、受験後の先を見つめ、バランスよく出願することが重要になってきます。もちろん、複数の志望校を書いてくる生徒でも、そのバランスに首をかしげたくなる生徒もいます。
そこで、今回はバランスよく出願するためのポイントをご紹介いたします。
挑戦校 | (1校~2校) | 実力より高めだが、挑戦したい大学 |
実力校(第1志望校) | (2校~3校) | 10月時点の偏差値+3~5程度
12月時点で偏差値+1~3程度 |
安全校 | (2校~4校) | 10月Cライン突破大学
12月時点でAライン突破大学 |
上の表をご覧ください。まずは受験の有無に関わらず、「候補の大学」を考えてみましょう。最終的に受験する校数は、個々の状況よって様々だと思いますが、表の校数を目安に検討してみましょう。国公立なら前期・後期のバランス、私立大なら、共通テスト利用方式も積極的に検討してみましょう。日程も重要です。可能なら、試験に慣れながら、徐々に力が発揮できる安全校⇒実力校⇒挑戦校の順番に受験できれば理想的です。
コロナ禍において、受験生の皆さんは、例年に比べて出願校の決定には苦労すると思います。挑戦校・実力校・安全校のバランスを考え、周りの人にも相談しながら、自分自身の「出願計画」を立てて欲しいと思います。