こんにちは、盛岡教室 高校生担当の畠山です。
受験生の皆さん「夏の天王山」の勉強、計画通り進められたでしょうか!?「第一志望校」は、以前よりも堂々と宣言できるでしょうか!?
9月からの勉強は「夏までに固めた基礎を土台として、問題演習を繰り返す」というスタイルが基本です。問題集を用意して、どんどん問題を解き進めましょう。こうして国公立大学の二次試験対策や、私立大学の受験対策を行いましょう。
数学や物理、化学などの理系科目は「ひとつの問題集をとにかく繰り返して解くこと」が大切です。何度も同じ問題を解くことで、公式や解法の使い方に対する理解を深めることができます。新しい問題集をたくさんこなすよりも、ひとつの問題集を集中して仕上げるほうがおすすめです。
英語や現代文、古文などの文系科目は「問題集をたくさんこなして新しい文章に触れること」が大切です。もちろん文章を復習する必要はありますが、さまざまな問題に触れるよう意識してください。問題集のほかにも志望校の過去問をさかのぼって解いたり、志望校に似た大学の過去問を解くことも効果的です。
問題を解く中では、「基礎があやふやだと感じる部分」が見つかるはずです。こうした部分は夏までに活用した参考書を確認して、もう1度基礎を振り返りましょう。
ただし特に理系の現役生は、9月以降も数Ⅲや物理・化学などで、新しい分野を学ぶことがあると思います。これは仕方がないため、基礎~標準の問題を固めながら、問題演習も同時に進めます。
二次試験対策や私立大学対策に時間を使える期間は、主に「9~11月」です。12月は翌月に共通テストを控えているため、共通テスト対策に力を入れる必要があります。そのため9、10、11月の3ヶ月で、しっかりと問題演習を積み重ねなければいけません。
3ヶ月というと、90日です。これは長いように思えて、意外に短い期間です。各科目で「1日何問解くか」を考えて、問題集をこなせるように計画を立てましょう。
英語や現代文は、1日1つ文章を読むペースで良いと思います。数学や物理、化学などは1日3~5問を解かないと、問題集を終えることができません。また、復習する時間も考えると、時間はかなり限られていることが分かるはずです。時間を有効に使って、問題演習を進めていきましょう。