定期テスト直前期になりました。
定期テストの点数は、通信簿に直結し、通信簿は内申点となって合否に影響します。
驚くべきは、内申点の割合です。
入試は「内申点(学年末評定)」「学検点(入試の点数)」「面接点」を合わせた総合点で
どれだけ取れたかで合否が決まりますが、全体の44%が内申点の評価になります。
しかも、実技教科の評価が高いので、自信がない人は実際に内申点(予想)を計算すると,
思いのほか低い点数が出てびっくりすることも多いです。
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今中3の方は、すでに2年分の点数が決まっているので、内申点分も挽回して入試対策をすることになります。
中1・2年生の皆さんは、志望校を少しずつ考えながら、各高校の目標となる内申点や学検点にむけて勉強すればよいでしょう。
中3の皆さんも、まだ1・2学期の通信簿は決まっていませんので、あきらめず頑張りましょう。
とはいえ、もはや直前ですので、最後の仕上げは「暗記」と「ミス対策」です。
簡単に申し上げますと、
「暗記」は、「何度も繰り返す」ことで、脳が「重要である」と思い込み、忘れないような記憶になっていきます。
自分の体の一部なのに知らないうちに思い込むというのが面白いですね。
次に、暗記したいことに対し、「流れ」が加わると覚えやすくなります。
例えば、英単語を覚えるときには、単語だけ覚えるのではなく、「例文」で覚えるほうが覚えやすくなります。
会話の流れがあれば、その言葉の意味が推測でき、書くのはまだできないかもしれませんが、
意味をつかむことと、おおよそのつづりに見慣れてくればあとは書く作業です。
この「書く作業」にももう一工夫。
書きながら「ここはaだっけ?uだっけ?」と間違いやすそうなところを予想しながら書いてください。
ミスの対策にもつながりますが、「ミス」という簡単な言葉で無かったことにするのでなく、
「自分がしくじりそうなこと」として対策を練りましょう。
ちなみに、学習内容で間違うのはミスではないと思ってください。
それはおうおうにしてあやふやなままテストに臨み、間違ってしまうという勉強不足が原因です。
例えば、「記号で答えるのに言葉で答えた」とか、「解答欄をずらしてしまった」
というのがたまにあるのはミスしたと考えてもいいでしょう。
しかし、ミスで点数を落とせば結局いつまでも目標に届きません。
ミスと言わず「点数を取る実力」が足りないともいえます。
単にテキストを解くことが勉強ではありません。
点数を取りきるにはどうしたらよいかを考え、自分弱点に向き合いましょう。